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過保護!?12歳になるまで子供を一人にさせてはいけないイギリス


イギリスで子育てをしていて日本とちょっと違うなぁと感じることの1つに「子供を一人にさせること」に対する認識の違いがあると思います。日本では子供が成長するにしたがって、たとえば保育園の年長さんくらいになると家でちょっとお留守番をするときもあるかもしれませんし、小学生になれば一人で行動したりするでしょう。しかし、ここイギリスではある程度の年齢になるまで子供を一人の状況、もしくは子供たちだけにさせておくことは禁じられています。状況判断の未熟な子供たちは犯罪や事故に巻き込まれることも多いので、それを放置した親が処罰の対象になるということです。

日本でときどき問題となっている「親がパチンコをするために車の中や店先に子供を放置」というのは事故が起きようが起きまいがその状態にさせただけで親は罰せられる可能性があります。迷子は別として意図的にどこかに子供を放置するのもダメですし、子供同士が遊ぶときもどちらかの親が付き添う必要があります。

具体的に何歳まで親が付き添う必要があるのかと思い調べたところ、政府のサイト(GOV.UK)では「具体的に何歳まではとは断言しないが子供がきちんとした状況判断ができるようになるまでは一人にさせるべきではない。赤ちゃん、幼児は絶対に一人にさせてはいけない。目安として12歳以下の子供は長時間一人にさせるべきでなく、16歳以下の子供は一晩一人にさせるべきではない。」明記とありました。人伝てには10歳まで親が付き添う必要があるといってましたが、実際は12歳くらいまでと見た方が無難みたいです。

確かにここイギリスでは子供が一人で行動しているのを見ることはなく、常に親か保護者が付き添っています。小学校の送り迎えも12歳になるまでは親か保護者が付き添う必要があるので、親かもしくはナニーさん、ベビーシッターさんなどが親の代わりに送り迎えをしています。公園でも幼児はもちろん、小学生が遊ぶ際にも遠くには親が付き添っていますし(携帯や読書、お茶などしていますが)、子供同士が家に遊びに行くときも必ず家には親か保護者がいる状態で遊びます。ハロウィーンの季節にティーンエージャーが集まって夜に家を回ったり、イベントに行ったりするときも、かならず保護者が一人ついているんですよね。

子供の安全を考えると良いことだと思いますが、働いているお母さんにとってはかなりやっかいな話ですよね。母親が働いている場合は、朝は親が送り届け、帰りはナニーさんやベビーシッターさんに任せ、親が家に戻るまで子供の世話をしてもらうそうです。そのほか、夏休みなど休みのときも家に親や保護者がいなければいけないので休み中もナニーさんやベビーシッターさんを雇うそうです。ですから例え働いたとしても子供を一人にさせる年齢になるまでは給料のほとんどを持っていかれると聞きます。それでもイギリスは女性も社会的な地位を持つことができるので多くの女性が産後もどんどん復帰しています。

欧米の方が小さい頃から子供部屋を設けたり子供の自立が早いのに、一方でこういうところはちょっと過保護気味なのかなと少し思いますが、欧米は子供の誘拐など危険にさらされ易い状況なので、子供が「安全に生活できる」という意味では人権が守られているのかもしれません。


posted by OneLittleHuman



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